イスラエル軍は、パレスチナ自治区南部ラファへの地上侵攻の準備を完了し、政府の決定を待つだけの状態だと地元メディアが25日に報じた。

地元メディア「ハーレツ」によると、イスラエル軍はガザ地区南部ラファへの地上侵攻の準備が完了したと政府に伝えたという。

また作戦の順序については、まずはラファにいる市民約100万人の避難を数週間かけて完了し、その後、地上侵攻を行うとしている。

ロイター通信は、イスラエル軍がテント4万張りを購入し、避難民のためにガザに設営する計画だと報じていて、ラファ市民の避難が近く始まる可能性がある。

ただ安全な避難場所の確保などは不透明で、国際社会からの懸念が強まっている。

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