【詳細】ロシア ウクライナに軍事侵攻(9月28日の動き)

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ロシア外相 ロシアは核保有国と強調 欧米各国をけん制

ロシアのラブロフ外相は28日、国連総会で演説し、ロシアの軍事侵攻を受けるウクライナに軍事支援を続ける欧米各国に対し、ロシアが核保有国であると強調してけん制しました。

ロシアの軍事侵攻が続くウクライナでは28日、北部のスムイ州で医療施設がロシア軍の無人機による攻撃を受け、ウクライナ内務省によりますと、これまでにあわせて9人が死亡し10人がけがをしたということです。

ウクライナのゼレンスキー大統領はSNSでロシアが病院など民間の施設を攻撃していると非難し「ロシアに和平を迫ることができるのは力だけであり、唯一の正しい道は力による平和だ」と訴えました。

こうした中、ロシアのラブロフ外相は28日、ニューヨークで開かれている国連総会で演説しました。

この中でラブロフ外相は欧米各国によるウクライナへの軍事支援の目的はウクライナを通じてロシアに打撃を与えることだと批判した上で「核保有国のロシアに勝利するまで戦うという発想そのものの無意味さと危険性については言うまでもない」と述べてロシアが核保有国であることを強調し、欧米各国をけん制しました。

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