ニューヨークに駐在する北朝鮮のキム・ソン国連大使は30日、国連総会で演説しました。

このなかでアメリカ軍と韓国軍によることし8月の定例の合同軍事演習などに触れ「地域の軍事的な緊張と敵対的な雰囲気を高めている」と非難しました。

そのうえで「われわれは主権国家の合法的な権利である自衛権をめぐって、遠い過去に戻ることはない」と述べ、核保有は自衛権によるものだと主張して、非核化交渉に応じないとする姿勢を強調しました。

北朝鮮は先月、キム・ジョンウン(金正恩)総書記がウランの濃縮施設を視察した様子を初めて公開し、核開発をさらに進める姿勢を示していて、みずからが核保有国であるとの主張を重ねて強調しています。

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