米エミー賞を受賞した真田広之さん(右)とアンナ・サワイさん(9月、ロサンゼルス)=ロイター

【ニューヨーク=共同】米誌タイムは2日、世界で最も影響力がある「次世代の100人」を発表し、今年の米エミー賞で主演女優賞を獲得したアンナ・サワイさん(32)を選出した。

同誌は米配信ドラマ「SHOGUN 将軍」で共演した真田広之さんのコメントを掲載。サワイさんについて「地球上や宇宙におけるどんな役でも演じることができ、時代劇でも未来に関する映画でも、何でもこなせる才能がある。これからますます活躍の場を広げていくだろう」と評価した。

SHOGUNは日本の戦国時代を舞台としたドラマ。米テレビ界最高の栄誉とされる今年のエミー賞で18冠に輝いた。

サワイさんはダンスボーカルグループで活動後、俳優業に専念し、堪能な英語と確かな演技で海外の話題作への出演を重ねてきた。SHOGUNでは、真田さん演じる武将吉井虎永の家臣となった英国人航海士の通訳を担った鞠子を演じた。

同誌は政治、芸能、スポーツ、学界などさまざまな分野から今後活躍が見込まれる若手の人物を「次世代の100人」として選出。今回は他にパリ五輪競泳で3冠のカナダのサマー・マッキントッシュさん、トランプ前米大統領の次男の妻、ララ・トランプさんらが選ばれた。

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