【ワシントン共同】トランプ前米大統領の妻メラニアさんが3日、女性の人工妊娠中絶の権利を擁護する考えを示した。自身のXに投稿した動画で、女性が自分の体をどうするかは「個人の自由」と話した。中絶の権利は11月の大統領選の主要争点で、米メディアは「夫の立場と異なる」と指摘。波紋が広がりそうだ。  メラニアさんはトランプ氏の選挙活動から距離を置き、政治的見解を示すのは珍しい。動画は8日発売予定の回想録「メラニア」の宣伝で、「全ての女性が生まれながらにして持つ個人の自由に関し、妥協の余地はない」と強調した。  トランプ氏は在任中に保守派判事を最高裁に送り込み、中絶規制強化につなげたことを誇る。


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