ロシア軍がウクライナの首都キーウの攻撃に使用したイラン製無人機「シャヘド」の残骸=2023年5月、キーウ(ゲッティ=共同)

 【モスクワ共同】AP通信は10日、無料航空券や接客業などの仕事を約束するソーシャルメディアの広告を見てロシアに渡航したアフリカ出身の女性ら約200人が、ウクライナ侵攻で多用される無人機の製造に従事させられていると、当事者の話を引用して報じた。  APによると、女性はウガンダやルワンダ、ケニアなどアフリカ諸国やスリランカの出身で年齢は18~22歳。ロシア中部タタルスタン共和国アラブガの経済特区にある工場で、イラン製の無人機「シャヘド」の組み立てに1日12時間従事させられているとした。  女性らは職場や寮で常に監視下に置かれ、約束された賃金も支払われていないと訴えている。


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