選挙集会で演説するオバマ元米大統領=10日、ペンシルベニア州ピッツバーグ(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】米民主党のオバマ元大統領は10日、大統領選の激戦州、東部ペンシルベニアの大学での集会で演説し、ハリス副大統領への投票を呼びかけた。支援を本格化し、11月5日の投開票日まで激戦州で遊説を重ねる。米メディアによると、ビル・クリントン元大統領も近く動き出す予定で民主党はハリス氏勝利へ総力を挙げる。  オバマ氏はペンシルベニア州ピッツバーグの大学で「私たちには新世代の指導者を選び、より希望に満ちた米国を築き上げるチャンスがある」と強調。トランプ氏について「自分のエゴとカネ、地位のことしか考えていない」と批判し「なぜトランプ氏が良い方向に物事を導いてくれると考える人がいるのか理解できない」とも語った。  ハリス陣営は、黒人初の大統領として民主党で根強い人気を誇るオバマ氏の動員力に期待する。


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