26日、ロシア中央銀行は政策金利の据え置きを決めた=ロイター

ロシア中央銀行は26日開いた金融政策決定会合で、政策金利を16%で据え置くことを決めた。据え置きは3会合連続となった。

中銀は声明で「現在のインフレ圧力は徐々に緩和されつつあるが、依然として高い水準にある」と指摘した。3月のインフレ率は7.7%と高水準で推移する。

中銀は「ほとんどの産業で労働力不足が加速している」と人手不足が深刻になっていると指摘した。

ロシア経済は内需の回復やウクライナ侵略の長期化による軍需関連の需要増が続いている。中銀は2024年の国内総生産(GDP)成長率を2.5〜3.5%増とプラス成長が続くとみている。

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