11日、米コロラド州オーロラで集会を開いたトランプ前大統領(ロイター=共同)
【ワシントン共同】米大統領選共和党候補のトランプ前大統領は11日、西部コロラド州オーロラ市で集会を開き、同市がベネズエラから来た不法移民に乗っ取られていると主張した。「彼らは第三世界の刑務所や精神科病院から来た」と根拠を示さず訴え、大統領に返り咲けば来年1月の就任と同時に強制送還すると約束した。 主要争点になっている中南米からの不法移民対策を巡り、民主党候補ハリス副大統領の責任を追及する狙いがある。 トランプ氏が「ハリス氏は不法移民の暴徒や犯罪者を大量に入国させ、巧みに地域に定住させて罪のない米国民を食い物にしている」と話すと、聴衆は大歓声で応えた。
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