【上海共同】中国江蘇省蘇州市で6月に日本人母子らが中国人の男に切り付けられた事件で、在上海日本総領事館は12日、呉慶文市長が11日に岡田勝総領事と会談した際「偶発的な事件と考えている」と従来の説明を繰り返したと明らかにした。呉氏は事件は調査中で進展があれば日本側に情報を伝えると述べた。  総領事館によると、岡田氏は呉氏に「在留邦人の安全確保は全ての交流の基礎だ」と伝え、安全確保と事件の背景を含む詳細な情報の速やかな共有を強く要請した。  日本メディアによる会談の取材は蘇州市が拒否したため実現せず、会談に関する書面での公式発表もしなかった。


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