中国・山東省で6日、花火が禁止された地域で、若者たちがバイクに乗りながら花火を打ち上げる騒ぎを起こした。若者たちは「鬼火少年」と呼ばれる集団で、迷惑行為を続けており、中国で社会問題となっている。今回の騒動で、一部の「鬼火少年」が警察に連行されたという。
バス停の上でダンスも…「鬼火少年」が社会問題に
道路を埋め尽くすほどの人だかりの中、無数に上がる花火をカメラが捉えた。
この記事の画像(11枚)中国・山東省で6日午後11時頃、花火が禁止されているエリアで撮影された映像では、至るところで花火が上がり、群衆のすぐ近くでも花火が打ち上がっていた。
また、バイクに乗りながらや走りながら、花火を打ち上げている様子も捉えられていた。
さらに、注目を一身に浴び、バス停の上でダンスを踊り、やりたい放題の若者たち。彼らは中国で今、社会問題にもなっている「鬼火少年」で、バイクのランプがまさに、「ヒトダマ」のように暗闇を移動することからそう名付けられた若者たちだ。
連れ戻そうと父親がビンタ…一部の「鬼火少年」を連行
その多くは未成年で、バイクにまたがり我が物顔で暴走したり、周囲を威嚇したりするなど、法律もお構いなしに、迷惑を考えずやりたい放題の集団だ。
警察官も手を焼く「鬼火少年」の中には、子どもを連れ戻そうとする父親の姿もあった。父親は「こんなことするなんて!ちゃんとした大人になれないぞ!」と怒鳴りながら子どもをビンタしていた。
結局、騒ぎが収まったのは日付が変わった午前2時頃で、現地メディアなどによると、一部の「鬼火少年」が警察に連行されたという。
(「イット!」10月10日放送より)
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。