無人機攻撃の現場に駆け付けた緊急車両=13日、イスラエル北部ビンヤミナ(ゲッティ=共同)

 【エルサレム共同】イスラエル北部ビンヤミナ周辺に13日、無人機攻撃があり、救急当局によると60人以上が負傷した。重傷者もいるもよう。レバノンでイスラエル軍と戦う親イラン民兵組織ヒズボラは「イスラエル軍の施設を攻撃した」との声明を出した。軍のレバノンへの地上侵攻後も、ヒズボラはロケット弾や無人機でイスラエルを攻撃し続けている。  イスラエルメディアによると、無人機攻撃があった際、飛来を知らせる警報は鳴らなかった。軍は迎撃できなかった原因を調査している。  軍は13日、レバノン南部に駐留する国連レバノン暫定軍(UNIFIL)の拠点近くから9月に計25回、ヒズボラによるイスラエル軍への攻撃があったと主張した。軍はUNIFIL施設を攻撃して兵士を負傷させており、各国から批判が高まっている。  パレスチナ自治区ガザでは14日、2回目のポリオの予防接種が開始。対象は10歳未満の約59万人で、1回目と同様、地域を限定して戦闘を休止する。


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