イスラエルのネタニヤフ首相が、イランに対する報復措置について核や石油の施設は攻撃せず、軍事施設を攻撃する考えをアメリカのバイデン大統領に伝えたとアメリカメディアが報じました。
ワシントン・ポストは14日、アメリカ政府高官らの話として、9日に行われたバイデン大統領とネタニヤフ首相の電話会談で、イランに対する報復措置は軍事施設を攻撃する考えが伝えられたとしています。
イスラエルが核や石油施設を攻撃すれば、エネルギー価格の高騰や、地域の緊張をさらに高める可能性が懸念されていたことから、アメリカ政府高官の話として「ネタニヤフ氏が以前より穏健な立場になった」とのコメントも紹介しています。
また、イスラエルの報復攻撃は11月5日のアメリカ大統領選挙より前に実行されるとの関係者の見方も報じています。
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