北朝鮮メディアは、韓国とつながる道路と鉄道の一部を15日に爆破したことを、17日朝、写真とともに報じました。

17日付の労働新聞は、一面に道路や鉄道が爆破される瞬間の写真を掲載しました。

朝鮮人民軍が15日、東部と西部にある道路と鉄道の60メートルの区間を爆破して完全に封鎖したとしていて、北朝鮮と韓国の領土を徹底的に分けるための段階的措置の一環だということです。

また爆破は、韓国を「敵対国家」と規定した憲法に沿った措置だとしていて、北朝鮮は10月に行われた最高人民会議で、韓国を「敵国」と明記する憲法改正を行ったとみられます。

北朝鮮は内部向けの報道で今回の爆破を伝えることで、統一政策の方針転換を市民に強く印象付ける狙いもあるとみられます。

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