トルコ西部で17日、日本人観光客ら21人を乗せたツアーバスが横転し、8人が病院に搬送された。
この事故で1人が腕の骨を折る重傷を負ったが、いずれも命に別条はなかった。
当時、全員がシートベルトを着用していたという。
フロントガラスが大きく割れ横転
トルコ西部で現地時間17日午前10時半ごろ、日本人観光客ら20人余りを乗せたバスが横転し、8人が病院に搬送された。
フロントガラスが大きく割れ、道路脇の草むらで横転している大型バス。
現地メディアの映像では、日本人とみられるけが人が担架で運ばれる様子も確認できる。
バスに同乗していた現地のツアーガイドは、事故の瞬間を「真っすぐの道で一般道で、80km/hぐらいのスピードで、急に右のタイヤが右の方に滑って、右のタイヤが道を外れ、ドライバーが車を道に戻そうと思ったができなくて倒れた」と説明した。
バスには、トルコ人ツアーガイドのほか、日本人観光客20人と日本人添乗員1人が乗車していた。
病院に搬送されたのは日本人8人で、そのうち1人が腕を骨折する重傷だったが、いずれも命に別条はないという。
全員がシートベルト着用
バスが大きく損壊する事故で、誰も命を落とさなかった理由はどこにあったのだろうか。
同乗していたツアーガイドは、「シートベルトつけてよかった。みんなシートベルト着用していました」と話す。
日本人観光客は全員、シートベルトを着用していたという。
日本人観光客が参加していたのは、近畿日本ツーリストのグループ会社「クラブツーリズム」のトルコ周遊ツアーで、費用は1人25万円ほどだ。
参加者は、世界遺産で有名なパムッカレを巡ったあと、同じく世界遺産のカッパドキアに向かう途中で事故に遭った。
クラブツーリズムは、社員1人を現地に派遣するという。
事故現場は見通しの良い直線道路。
当局は、事故のくわしい原因を調べている。
（「イット！」10月18日放送より）
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