20日、フィリピン中部レイテ島パロの「マッカーサー上陸記念公園」で、献花する遠藤和也大使(中央)(共同)

 【パロ共同】太平洋戦争で連合国南西太平洋方面軍のマッカーサー司令官がフィリピン奪還に向け中部レイテ島に上陸してから80年となった20日、同島パロで記念式典が開かれた。日本の遠藤和也大使が出席し「日本国民は戦争の惨禍を繰り返さないと決意している」と誓った。  一方で遠藤氏は日比間で自衛隊とフィリピン軍の合同演習を容易にする「円滑化協定」が7月に署名されたことを挙げ「防衛協力の新時代」に入ったと強調。日本は法に基づく国際秩序を堅持し、民主主義の同志国と連携していくと約束した。  テオドロ国防相は式典後「日本は私たちに協力して支援し、国際法を順守する誠実さを示した」と共同通信に語った。


鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。