【ニューヨーク=共同】国連安全保障理事会は21日、ロシアによるウクライナ侵略を協議する緊急会合を開いた。韓国やウクライナは北朝鮮がロシアに兵士の派遣を始めたと指摘し、米国や日本などは懸念を表明。ロシアは「恐怖をあおるデマだ」と否定した。
韓国の黄浚局国連大使は、北朝鮮は「積極的な交戦国」だと非難。ウクライナのキスリツァ国連大使は「ロシア東部で約1万1千人の北朝鮮兵が訓練を受けている」とし、11月1日までに実戦投入される見通しだと主張した。
ロシアのネベンジャ国連大使は、ウクライナの北大西洋条約機構(NATO)加盟は絶対に受け入れられないと強調。劣勢のウクライナが「ロシアとNATOの直接対決を引き起こそうとしている」と訴えた。
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