北朝鮮が、ウクライナ侵攻を続けるロシアに兵士を派遣したと指摘される中、韓国の尹錫悦大統領は21日、NATO＝北大西洋条約機構のルッテ事務総長と電話で会談し「決して座視しない」と強調しました。

電話会談の中で、尹大統領は北朝鮮の特殊部隊約1500人がロシアに派遣されたことを、情報機関が確認したと説明しました。

その上で、北朝鮮とロシアの軍事協力を「決して座視しない」と強調し、詳しい情報共有のため韓国政府代表団をNATOに派遣する考えを示しました。

ルッテ事務総長は会談後、自身のSNSで北朝鮮の派兵がウクライナ侵攻の「重大なエスカレーションになる」と懸念を示しています。

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