ロシア中部カザンで主要新興国で構成するBRICS首脳会議が開幕し、プーチン大統領は中国の習近平国家主席と会談しました。
プーチン大統領は22日、習主席との会談で「中国との協力が世界の安定化につながっている」と述べ、両国の関係について「現代の関係構築の模範だ」と自賛しました。
習主席はプーチン大統領を「古い友人」と呼び、「国際情勢が変化する中、ロシアとの世代を超えた友情は変わらない」と応じました。
今回のBRICS首脳会議には36カ国が参加し、最終日の24日に共同宣言が採択される見通しです。
議長国のロシアはウクライナ侵攻を巡り、欧米の制裁に加わらない新興国や途上国との結束をアピールし、国際社会で孤立化を防ぐ狙いがあるとみられます。
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