記者会見するロシアのプーチン大統領=24日(タス=共同)

 【カザン共同】ロシア中部カザンで開かれていた主要新興国によるBRICS首脳会議は24日、閉幕した。アジアやアフリカ各国の首脳らも参加した拡大会合後、プーチン大統領が記者会見し、新設した「パートナー国」の候補を招待したと表明。加盟国が今年9カ国に増えたBRICSのさらなる拡大をアピールした。国名は明らかにしなかった。  プーチン氏は、招待国から「前向きな反応を得られ次第、国を発表する」とした。一部メディアは、パートナー国はトルコ、カザフスタン、ウズベキスタン、アルジェリア、ベラルーシ、ボリビア、キューバ、インドネシア、マレーシア、ナイジェリア、タイ、ウガンダ、ベトナムの13カ国だと報じた。  プーチン氏は記者会見で、BRICS加盟9カ国を含め、35カ国と国連など6機関が拡大会合に参加したと指摘。「BRICSは価値観を共有する全員に開かれている」と述べた。  ロシアの銀行がウクライナ侵攻後に排除された国際決済ネットワーク、国際銀行間通信協会(SWIFT)の代替手段は「各国通貨を決済に使う道を進んでいる」と述べた。


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