マレーシア北部ペラ州で24日午後、高速道路を走行中のツアーバスがトレーラーに追突する事故があり、バスに乗っていた70代の日本人女性1人が死亡した。同乗していた日本人10人と現地の運転手とガイドも負傷、日本人4人が入院しているが、命に別条はないという。
バスツアーを主催した大手旅行会社JTBによると、日本人観光客11人は21日に関西空港を出発。事故時は、北部ペナンから中部キャメロンハイランドに向かう途中だった。
JTBの山北栄二郎社長は25日記者会見し、「旅行を主催した会社として誠に申し訳なく、深くおわびを申し上げる」と話した。JTBは、事故の原因究明と安全確認にめどが立つまで、同国でのツアーを停止するとしている。(伊藤弘毅=バンコク、増山祐史)
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