平壌市内を歩く市民ら=25日

 【北京共同】北朝鮮の国内向けメディアである朝鮮労働党機関紙、労働新聞は26日、同国外務省のロシア担当次官がロシアのウクライナ侵攻を支援するための派兵を否定しなかったとの見解を報じなかった。国外向けの朝鮮中央通信は25日夜に伝えていた。北朝鮮の住民には派兵の問題を知らせていないことになる。  担当次官は、北朝鮮から派兵があったとすれば「国際法規に則した行動だ」と主張。ただ明確な事実確認は避けた。  26日の労働新聞は1面トップに、朝鮮戦争に中国人民義勇軍が参戦したとされる日から74年となる25日に金正恩朝鮮労働党総書記が平壌市内の記念碑に花輪を送ったとの記事を掲載した。


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