アメリカのバイデン大統領はネイティブアメリカン=先住民に対し、子供たちを親から強制的に引き離してきた過去の政府の制度について、大統領として初めて謝罪しました。
バイデン大統領は25日、アリゾナ州にある先住民の居住地区を訪れ、連邦政府の命令で、1819年から150年にわたり先住民の子供たちが家族から強制的に引き離され、白人社会に同化させた制度について、恥ずべき歴史だと訴えました。
そのうえで、バイデン大統領は「私は大統領として、私たちがしたことに対して正式に謝罪する」と述べ、先住民が求めてきた謝罪に応じました。
バイデン氏が訪問したアリゾナ州は大統領選挙の激戦州の一つで、アメリカメディアは、バイデン氏の謝罪によって長年民主党を支持する傾向にある先住民からの支持が強固になる可能性があると伝えています。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。