スズキはインド子会社マルチ・スズキのマネサール工場が累計生産1000万台を達成したと発表した。2006年10月に稼働し、スズキの四輪車工場では最速の18年で1000万台に達した。24年4月には年間生産能力を10万台増やし90万台とした。マルチ全体では年間235万台で、これまでに3110万台を供給している。
マネサール工場は敷地面積約240万平方メートル。「ブレッツァ」や「エルティガ」「XL6」「シアズ」「ワゴンR」「エスプレッソ」などの車種を生産する。同国内での販売のほか、中南米や中近東、アフリカなどへ輸出する。マルチが初めて日本に輸出した乗用車「バレーノ」も手掛けた。
マルチの竹内寿志社長は顧客や従業員、サプライヤー、インド政府へ感謝を示すとともに「国家目標『メーク・イン・インディア』に向けたコミットメントの証し。引き続き自立した国際競争力のある自動車産業の構築に貢献する」とコメントした。
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