【ワシントン共同】米韓両政府は、今後の合同軍事演習で北朝鮮による核兵器使用への対応を想定した「現実的なシナリオ」を盛り込む方針を決めた。ワシントン近郊で10月30日に開いた定例安保協議(SCM)後の共同声明に明記した。北朝鮮が核威嚇を強める中、具体的な想定に沿った演習をすることで防衛力や抑止力を高める狙い。  オースティン国防長官は31日、米韓外務・防衛閣僚協議(2プラス2)後の記者会見で「詳細は明らかにしないが絶えず計画を見直し、状況に応じて今夜にでも戦う準備を整えている」と強調した。


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