日本被団協は12月、ノルウェーのオスロで行われるノーベル平和賞の授賞式に向け、被爆者など31人の代表団を発表しました。

代表団の中には、韓国人被爆者やブラジルに移民した被爆者も含まれています。

代表団は授賞式でスピーチをする日本被団協の田中熙巳代表委員や、韓国やブラジル在住の2人を含む17人の被爆者と被爆二世、三世、それに国連の中満泉事務次長など総勢31人です。

長崎からは、被団協代表委員で長崎被災協会長の田中重光さんと副会長の横山照子さん、被爆三世で被団協が取り組んだ「ヒバクシャ国際署名キャンペーンリーダー」林田光弘さんが参加します。

またブラジル在住の被爆者 渡辺淳子さんや、韓国原爆被害者協会の鄭源述会長、被団協の運動を支えた国際平和団体や大学教授などもメンバーに入りました。

被団協は「海外の被爆者とは一緒に運動をしてきたし、平和団体などにはとてもお世話になったので共に授賞式を迎えたい」と選定理由を話しています。

一行は、12月8日から6日間の日程で授賞式や晩さん会に参加するほか、被爆証言を予定しています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。