イスラエル軍はイスラム組織ハマスに連帯を示すレバノンのヒズボラに対し、連日、攻撃を続けています。

一方、イスラエルのメディアは、10月31日、ヒズボラがロケット弾を発射し、イスラエル北部の農地で外国人労働者を含む合わせて7人が犠牲になったと伝えています。

これについて、1日、タイ外務省は声明を発表し、タイ人4人が巻き込まれて死亡し、1人が重傷を負ったことを明らかにしました。

タイ外務省によりますと、5人は、雇い主の要望で一時的にイスラエル軍の許可を得て現地での作業を認められていたということです。

イスラエルでは、およそ3万人のタイ人労働者が農業などに従事しているとされています。

タイ外務省によりますと、去年、イスラム組織ハマスがイスラエルを奇襲攻撃して以降、これまでに46人のタイ人が戦闘に巻き込まれて死亡し、現在も6人がハマスの人質となっているということで、タイ外務省は引き続き和平に向けて関係国に働きかけていきたいとしています。

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