北朝鮮は10月31日、日本海に弾道ミサイルを発射し、最新型のICBM「火星19型」の発射実験だったと1日発表しました。

これを受けて国連の安全保障理事会で、今月の議長国を務めるイギリスのウッドワード国連大使は1日、記者会見し、4日に安保理の緊急会合を開くことを明らかにしました。

ウッドワード国連大使は「前例のない規模の発射で、地域や国際的な安全保障に影響を及ぼす」と述べ、北朝鮮は長年にわたり国際法や安保理の制裁を破っていると非難しました。

これに対し北朝鮮外務省の報道官は、国営メディアを通じて、発射について「合法的かつ正当な自衛権の行使だ」と主張しました。

そのうえで緊急会合について「国連憲章と国際法に違反しており、国際平和と安全に対する挑戦だ」と非難し、「朝鮮半島と地域の恒久的な安定のため現在と未来のいかなる威嚇にも断固として対応していく」と強調しました。

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