イスラエル軍は1日、隣国レバノンでヒズボラに対する軍事作戦を続けていて、首都ベイルート郊外にある武器の生産施設などを標的に空爆を行ったほか、南部で複数の拠点を攻撃したとしています。

一方、イスラエル側でも2日、中部のティラでヒズボラによるロケット弾攻撃があり、アパートが損壊してこれまでに11人がけがをしたということです。

また、ロイター通信は2日、ヒズボラが、テルアビブの南にあるイスラエルの空軍基地をねらって無人機を使った攻撃を行ったと伝えています。

イスラエルとヒズボラをめぐっては、アメリカのホワイトハウスで中東地域を担当するマクガーク調整官らが10月31日、イスラエルのネタニヤフ首相と会談し、停戦案などを話し合ったとみられています。

ただ、ヒズボラ側は合意には、ガザ地区での停戦が必要だとの立場を崩しておらず、イスラエル軍との間で攻撃の応酬が続く中、協議が進展するかは見通せない状況です。

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