ロシア・モスクワにあるモルドバ大使館周辺に集まった人たち=3日(タス=共同)
【キーウ共同】ウクライナに隣接する旧ソ連構成国モルドバで3日、大統領選の決選投票が実施され、中央選挙管理委員会が同日夜、暫定結果を発表した。3日午後11時(日本時間4日午前6時)の時点で、親欧米の現職サンドゥ大統領と、親ロシアの前大統領が支持する元検事総長ストヤノグロ氏が約50%で並び、接戦となっている。 国内の約9割の開票所で開票作業を終えたが、サンドゥ氏の支持者が多い在外投票の開票は遅れるため、結果を左右するとみられる。 大統領選はモルドバが親欧米路線に進むかロシアとの関係を維持するかを占う。サンドゥ氏が敗れれば、6月に始まったEU加盟交渉にも影響しそうだ。
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