10月18日、ウクライナ文化情報省傘下の機関が公開した北朝鮮兵とされる映像の一場面。ロシア極東の軍事施設で装備品を受け取る様子としている

 【キーウ、モスクワ共同】ロイター通信は6日、ウクライナ軍が越境攻撃をしているロシア西部クルスク州で今月4日、北朝鮮兵が戦闘に参加したと報じた。米当局者の話として伝えた。死傷者が出たかどうかは不明だという。  ウクライナ国家安全保障・国防会議傘下の偽情報防止センターのコバレンコ所長によると、ウクライナ軍はクルスク州で今月2日か3日に、北朝鮮兵が配置された拠点を砲撃した。米紙ニューヨーク・タイムズは5日、ウクライナ軍との交戦で「かなりの数」の北朝鮮兵が死亡したと報じていた。今後、戦闘が本格化する恐れがある。  複数のウクライナメディアによると、同国当局が6日、カスピ海に面したロシア南部ダゲスタン共和国のカスピースクの軍拠点を無人機で攻撃し、複数の艦船を損傷させた。カスピースクにはロシア海軍のカスピ小艦隊の拠点がある。  ロシア国防省は6日、10月に支配下に置いたウクライナ東部ドネツク州ウグレダルの北郊にある2集落を制圧したと発表した。


鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。