ロシアのペスコフ大統領報道官は7日、プーチン大統領が、米国のトランプ次期大統領と来年1月の就任前に電話協議する可能性について、「排除しない」と述べた。一方、退任するバイデン大統領との協議については、「プーチン氏は計画していない」と明確に否定した。タス通信などが伝えた。
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報道によると、ペスコフ氏は「彼(トランプ氏)がプーチン氏に就任式前に電話すると言った。現時点では、これ以上は言えない」と強調した。ロシア側には、5日に行われた米大統領選で勝利したトランプ氏が、ウクライナへの軍事支援を削減するとの期待がある。
一方、ペスコフ氏は6日には、プーチン氏が当選の祝電を送るかは「知らない」とし、「(米国が)我が国に対する戦争に直接関与する非友好国だと忘れてはならない」と述べていた。
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