【詳細】ロシア ウクライナに軍事侵攻(11月7日の動き)
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ゼレンスキー大統領 “北朝鮮兵とウクライナ軍が戦闘”
ウクライナのゼレンスキー大統領は7日、ハンガリーの首都ブダペストで開いた記者会見で、ウクライナと国境を接するロシア西部のクルスク州に北朝鮮の兵士1万1000人が配置されていて、一部の部隊とウクライナ軍との間で戦闘が行われ、北朝鮮側に死傷者が出たと述べました。
そのうえで、「国際社会が確かな反応を示さなければ、北朝鮮の兵士は今後、増える可能性がある」として国際社会に強く対応するよう訴えました。
ゼレンスキー大統領 欧州各国に継続支援呼びかけ
アメリカ大統領選挙でウクライナ支援の継続に消極的とされるトランプ前大統領が勝利した中、ゼレンスキー大統領はヨーロッパ各国が集まる首脳会議で継続した支援を呼びかけました。
プーチン大統領 トランプ氏の勝利を祝福
ロシアのプーチン大統領は7日、アメリカ大統領選挙で勝利したトランプ氏について「ロシアとの関係を修復し、ウクライナ危機の終結に貢献したいという彼の思いは少なくとも注目に値する」と述べ、トランプ氏の勝利を祝福しました。
ロシア軍の攻撃続くウクライナ東部 状況に強い危機感 国連
ウクライナを訪れた国連のクレメンツ難民副高等弁務官がNHKのインタビューに応じ、ロシア軍の攻撃が相次ぐウクライナ東部では避難民が増え続け「市民が最も大きな代償を払っている」として強い危機感を示しました。
ロシア軍の攻撃 ウクライナ各地に被害
ウクライナでは7日、ロシア軍による攻撃で、各地に被害が出ています。
このうち南部のザポリージャでは誘導爆弾による攻撃で集合住宅や病院などが被害を受け、地元の知事によりますとこれまでに4人が死亡し、18人がけがをしました。
けが人の中には生後4か月の女の子や1歳の男の子も含まれているということです。
ロシア軍はザポリージャやその周辺地域への攻撃を強化していて、5日にもザポリージャへのミサイル攻撃で8人が死亡し、20人以上がけがをしています。
また東部ドネツク州では7日、地元の知事によりますとロシア軍の砲撃で2人が死亡し、5人がけがをしました。
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