ホワイトハウスは9日、バイデン大統領が今月13日にトランプ氏を大統領執務室に招くことを明らかにしました。

政権の移行に向けて協議する見通しで、バイデン大統領がトランプ氏と対面で意見を交わすのは、実質的には、大統領選挙から撤退するきっかけとなったことし6月のテレビ討論会以来です。

一方、トランプ氏は、南部フロリダ州の自宅で陣営幹部などとともに、閣僚など政権の要職に誰を起用するか検討を進めています。

トランプ氏は、スーザン・ワイルズ氏の大統領首席補佐官への起用を発表したあと初めて、9日、人事についてSNSの「トゥルース・ソーシャル」に投稿しました。

この中で、1期目の政権で国連大使を務め、今回の選挙で共和党の指名を最後まで争ったヘイリー氏と、国務長官などを務めたポンペイオ氏の名を挙げ、「政権に招くつもりはない」と明言しています。

こうした人事の「絞り込み」の情報や予想される顔ぶれについて、連日、アメリカのメディアが細かく伝えるなど、「2期目のトランプ政権」に向けた動きに関心が集まっています。

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