少年虐待への対応を怠ったとして批判を受けていたイギリス国教会最高位の大主教が辞意を表明しました。

12日に辞意を表明したのはイギリス国教会の最高位聖職者・カンタベリー大主教を務めるジャスティン・ウェルビー氏です。

BBCなどによると、ウェルビー大主教は国教会の関係者である弁護士が1970年代から長年にわたり、約130人の少年らに性的虐待や暴力行為を繰り返していた疑惑を把握していたにも関わらず、対応を怠ったとして批判を受けていました。

先週公表された調査結果によると、大主教は2013年に虐待を巡る告発があったことを知らされていたということです。また、虐待は弁護士が死亡する2018年まで続いていたということです。

ウェルビー大主教はエリザベス女王の国葬やチャールズ国王の戴冠式などを執り行いました。

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