国連のCOP29(気候変動対策会議)に参加しているIAEA(国際原子力機関)のグロッシ事務局長は、トランプ氏のアメリカ大統領選勝利を「前向きに捉えている」と述べました。

IAEA・グロッシ事務局長:
原子力エネルギーや核セキュリティー、核不拡散の取り組みは、誰がアメリカ大統領に就いても、今後も継続されると前向きに捉えている。

グロッシ氏は、クリーンなエネルギーとして原子力発電を推進する、アメリカの政策は維持されるとの見解を示しました。

COP29は13日に2日目の首脳級会合を終えましたが、日本に加え、アメリカや中国など主要国の首脳が軒並み欠席しました。

海面上昇で国の存続が脅かされる島しょ国からは、「無駄にできる時間はない」「われわれは本当に団結して取り組んでいるのか」などと、批判の声が相次ぎました。

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