11月14日午前、鹿児島県の奄美空港にアメリカ軍のオスプレイが予定なく着陸しました。
2024年、県内の空港にオスプレイが着陸したのは初めてです。
アメリカ軍は飛行中に警告灯が点灯し、予防着陸したと説明しているということです。
県によりますと、アメリカ軍のオスプレイ1機が14日午前10時12分に、奄美空港に着陸しました。
着陸の1分前に、沖縄・那覇空港事務所から奄美空港の管理事務所に、着陸する旨の連絡があったということです。
さらに午前10時45分に、別の機体が着陸し、いずれもアメリカ軍側から書類による事前の空港の使用届は出されていなかったということです。
けが人はなく、民間機の運航に影響はありませんでした。
九州防衛局によりますと「最初に着陸した1機が飛行中、警告灯が点灯し、予防着陸した」と、アメリカ軍からは説明があったということです。
また午後にも所定の手続きを経てオスプレイ1機が着陸し、乗組員が異常があったオスプレイに機材のようなものを運び込んだり、点検する姿が確認できました。
奄美空港では、午後3時半ごろまでにすべてのオスプレイが離陸しています。
2024年、県内の空港にオスプレイが着陸したのは、これが初めてで、所属や人員について、九州防衛局は「現在、詳細を確認中」としています。
また、アメリカ軍のオスプレイをめぐっては2023年11月に、屋久島沖で乗組員8人が死亡する墜落事故が発生しました。
アメリカ軍は事故から1年となる11月29日に、屋久島で慰霊祭を行うことにしています。
式典は、遺族への配慮から非公開でその後、屋久島の職人によって製作された慰霊碑が公開されるということです。
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