ウクライナのシビハ外相は14日、SNSでアメリカのトランプ次期大統領が外交を担うトップの国務長官に起用すると発表した共和党のルビオ上院議員に対して「指名を祝福する」と投稿しました。

そのうえで「互いに利益があるウクライナとアメリカの戦略的パートナーシップを深め、ウクライナや世界で『力による平和』を共に進めることを楽しみにしている」としています。

「力による平和」は、強固な軍事力によって平和を維持するというトランプ氏が掲げる安全保障政策で、ゼレンスキー大統領も先週、大統領選挙での勝利を祝福した際に「トランプ氏が、世界情勢において『力による平和』というアプローチをとっていることを評価している」と投稿しています。

トランプ氏はこれまでにウクライナヘの巨額の軍事支援に否定的な考えを示し、アメリカの支援がこれまでどおり継続するのか注目されていて、シビハ外相の投稿は最大の支援国アメリカとの連携を早速、呼びかけた形です。

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