アメリカ国防総省が14日に発表したUFOに関する年次報告書によりますと、ことし6月までのおよそ1年間でアメリカや中東、東アジアなどを中心に目撃情報など757件の報告があったということです。

このうち、およそ300件については、気球や鳥、それに、無人機などだと判断したとしています。

そのうえでアメリカのスペースXが開発した衛星通信網「スターリンク」の人工衛星を誤って報告するケースが増えていると指摘しています。

国防総省のシン副報道官は14日の記者会見で、報告書の内容に触れ、「これまでのところ、地球外生命体やその活動と技術の存在を示す証拠は見つかっていないことを強調する。先端的な能力や画期的な技術が用いられていることを示すものもなかった」と述べました。

国防総省は、特定ができていないケースについては、引き続き分析を続けるとしています。

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