【済州島共同】日本や韓国南部済州島の魅力を伝える優れた交流サイト(SNS)投稿やブログを競うコンテストの授賞式が16日、済州市で開かれた。コンテストは「JJ CONTENTS AWARD(日本・済州コンテンツアワード)」で、美しい映像や写真などが披露され、新たな形の魅力発信を後押しした。 来年の日韓国交正常化60年に向けて交流を盛り上げる狙いも込め、在済州日本総領事館が初めて開催した。両国から計約1200点の応募があった。 済州島との交流を進める沖縄県も賞を提供し、今夏の沖縄旅行時に海や食文化などを収めた映像を軽快な音楽に乗せたユーチューブ動画にまとめた会社員李詠燦さん(30)が受賞した。李さんは「私が沖縄で感じた幸せと癒やしが伝われば」とあいさつ。県ソウル事務所の新里紹太所長は「リアルな感動が伝わる」とたたえた。 大分県別府市の温泉旅行の投稿動画で日本総領事館から賞を贈られたチェ・ソンヒョクさん(33)は「韓国人にとって温泉街は珍しく、湯気の立ち上る街並みがとてもきれいだった」と語った。
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