１８日、ブラジル・リオデジャネイロで開かれたＧ２０首脳会議で発言するルラ大統領（ゲッティ＝共同）
【リオデジャネイロ共同】ブラジル連邦警察は１９日、ルラ大統領とアルキミン副大統領を就任前の２０２２年に暗殺し、クーデターを計画したとして５人を逮捕したと発表した。地元メディアなどによると、５人のうち、４人は軍人で、１人は警察官。毒殺も狙っていたが、計画は実行されなかった。 警察は２２年１０月の大統領選でルラ氏に僅差で敗れたボルソナロ前大統領や側近が権力維持を目的にクーデターを企てたとみて捜査している。ボルソナロ氏が関与していたかは不明。 ５人はルラ氏の大統領就任直前の２２年１２月に殺害を計画。暗殺対象をコードネームで呼び、国旗の色にちなんで「緑と黄色の短剣」作戦と名付けていた。記事に『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。
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