TikTokのロゴ(ロイター=共同)

 【シドニー共同】オーストラリアのアルバニージー政権は21日、16歳未満の子どもがインスタグラムやTikTok、XなどのSNSを使えないようにする法案を議会に提出した。ユーチューブは除外された。最大野党も支持。公共放送ABCは11月中に可決される公算が大きいと伝えた。最短で1年後に施行される。  暴力や自殺、違法薬物使用を誘発しかねない投稿に子どもが触れないようにするのが狙い。アルバニージー首相は議会で「子どもは外で友達と遊んでほしい。対面でコミュニケーションを取ってもらいたい」と語った。  法案は事業者に対し、アカウント作成の際に厳格な年齢確認を義務付け、深刻な違反をした場合は最大約50億円の制裁金を科す。子どもや保護者への罰則はない。  一方で、ユーチューブは「子どもが教育を受けたり、(心の)健康の支援を得られたりする」(ローランド通信相)利点もあるとして禁止対象から外した。通信アプリのワッツアップやメッセンジャーキッズは「禁止すれば、家族同士の連絡に支障が出る」(同)と認定し除外した。

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