21日、ロシアのミサイル攻撃を受けたウクライナ東部ドニプロで活動する消防隊員(ウクライナ非常事態庁提供・ロイター=共同)
【キーウ共同】ロシアが21日にウクライナ東部に発射した最新の弾道ミサイルについて、ウクライナ国防省情報総局のスキビツキー副局長は22日、ロシアが10発程度を保有している可能性があるとの見方を示した。地元メディアが報じた。 国防省情報総局は通信アプリに、ミサイルはロシア南部アストラハン州から約800キロ先のウクライナ東部ドニプロまで飛行し、最高速度はマッハ11(音速の11倍)を超えたと投稿。発射から着弾までは15分だった。六つの弾頭にそれぞれ六つの子爆弾を搭載していたと分析している。 ロシアは21日、ウクライナが米欧製の長射程兵器でロシア領を攻撃したことへの報復として、最新式中距離弾道ミサイル「オレシニク」を発射したと発表していた。 スキビツキー氏は、オレシニクについて、大陸間弾道ミサイル(ICBM)「ヤルス」の後継として開発中だったミサイルシステムを基盤とし、射程を中距離に調整した可能性を指摘した。記事に『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。
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