トランプ次期米政権の大統領補佐官となるウォルツ下院議員(ゲッティ=共同)
【ワシントン、キーウ共同】トランプ次期米政権で国家安全保障問題担当の大統領補佐官となるウォルツ下院議員は24日のFOXテレビのインタビューで、1月の次期政権発足を待たずにウクライナの戦闘終結に向けた検討を加速させると表明した。 トランプ氏はロシアによるウクライナ侵攻に、交渉による早期の戦争終結を唱えてきた。ウォルツ氏は現政権のサリバン大統領補佐官とも連絡を取り合っていると述べ、交渉を急ぐ姿勢を改めて鮮明にした。ただ拙速な動きにウクライナ側は警戒感を強めており、思惑通りに進むかどうかは不確かだ。 ウォルツ氏はトランプ氏が戦地での犠牲拡大に「深い懸念」を示していると強調した。記事に『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。
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