アメリカ・ニューヨークの老舗デパート「メーシーズ」の元従業員が最大で240億円相当の配送費用を不正に会計処理していたと明らかにしました。
メーシーズは25日、内部調査の結果、配送費用の会計を担当していた元従業員が2021年11月から3年間にわたり、最大で1億5400万ドル=日本円にしておよそ240億円の配送費用を意図的に隠していたことがわかったと発表しました。
メーシーズは26日に今年8月から10月までの第3四半期決算を発表する予定でしたが、その準備中に今回の不正会計が発覚したことから発表を延期し、12月11日までに行うとしています。
また、取引先などへの支払いに影響はないとしていますが、元従業員の動機や手口のほか、刑事的な責任を問うのかなどについては明らかにしていません。
※写真:Macy's
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