ウクライナ空軍はSNSで、ロシア軍が25日から26日にかけて188機の無人機で首都キーウなど各地に攻撃を仕掛け、このうち76機を撃墜したと発表しました。
一晩の攻撃で使われた無人機の数としては記録的だとしています。
一方、軍事関係を強化しているロシアと北朝鮮をめぐり、ロイター通信は25日、アメリカの研究機関による衛星写真の分析から、北朝鮮が国内にある短距離弾道ミサイルの組み立てを行っている施設を拡張していると伝えました。
施設があるのは北朝鮮東部の都市ハムン(咸興)で、「KN23」と呼ばれる短距離弾道ミサイルが生産され、ウクライナ政府は、このミサイルはロシア軍がウクライナで使用しているものだとしていて、ロシアへの兵器の支援が強化されることが懸念されます。
アメリカのCNNテレビは23日、ウクライナ軍関係者の話として、ロシアがことしウクライナに向けて発射した弾道ミサイル194発のうち、およそ60発が北朝鮮製の「KN23」だったと伝えています。
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