27日、ジョージア・トビリシで、議会に出席したコバヒゼ首相(ジョージアの夢提供・AP=共同)

 【モスクワ共同】旧ソ連構成国ジョージア(グルジア)で、10月の選挙で親ロシア与党「ジョージアの夢」が過半数議席を占めた議会は28日、コバヒゼ首相を再任した。同氏は欧州連合(EU)加盟交渉の開始を2028年末まで凍結することを決めたと述べた。タス通信などが報じた。  コバヒゼ氏の発言を受け、首都トビリシの議会前には早期のEU加盟を求める数千人の野党支持者らが集まって抗議し、警官隊と衝突。ロイター通信によると警察官3人が負傷した。デモに合流した親欧米のズラビシビリ大統領は議会選のやり直しを求めた。野党側は選挙に不正があったと主張している。

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