レバノンの親イラン武装組織ヒズボラの最高指導者は29日、イスラエルとの停戦に合意したと明らかにした上で、戦闘に勝利したと宣言しました。
ヒズボラの最高指導者カセム師は29日、停戦後、初めてテレビで演説し、「イスラエルの損失は非常に大きく、目標を達成するのを阻止し、勝利した」と話しました。
またカセム師はレバノンの主権のもとで停戦に合意したとしたうえでレバノン軍を守る用意があると強調しました。
カセム師が停戦に合意したことを明らかにしたのは初めてですが、「パレスチナへの支援はさまざまな形で続けられる」とも話していて停戦を維持するかについては言及していません。
イスラエルとレバノンは28日、互いに停戦合意違反があったと主張するなど緊張状態が続いています。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。