イスラエル軍の空爆で破壊された建物のがれき近くに座る少年=4月22日、ガザ地区北部(ロイター=共同)

 【キーウ共同】国連地雷対策サービス部(UNMAS)は1日、スイス西部ジュネーブの国連欧州本部で記者会見し、パレスチナ自治区ガザでイスラエル軍が破壊した建物のがれきが昨年10月の戦闘開始以降、3700万トンに上ると明らかにした。トラックを100台使っても除去に14年間かかるとの見方を示した。  UNMASのパレスチナ担当のチャールズ・バーチ氏は、がれきには大量の不発弾や80万トンを超える石綿も含まれていると指摘した。  地雷や不発弾の危険の啓発など、UNMASが今後1年間の活動を続けるのに4千万ドル(約61億2千万円)が必要だとして、支援を訴えた。


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