トランプ次期大統領は4日、次期政権でのNASAの長官に、アメリカのIT企業の創業者で、実業家のジャレッド・アイザックマン氏を起用することを明らかにしました。
アイザックマン氏はことし9月、イーロン・マスク氏が率いるアメリカの民間企業、スペースXの宇宙船「クルードラゴン」に乗り組み、国の宇宙機関に所属しない民間人としては初めて、宇宙服を着て宇宙船の外に出る「船外活動」を行っています。
マスク氏は今回の起用について祝意を示しました。
アイザックマン氏は4日、SNSに「アメリカ人が月や火星の上を歩き、そうすることで、ここ地球での生活をよりよいものにする」と投稿しています。
アメリカは現在、日本も参加する国際月探査プロジェクト「アルテミス計画」を進めていますが、トランプ次期大統領の任期中の2026年を目標に、宇宙飛行士による月面着陸を目指していて、今後の進め方に関心が高まっています。
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